腹腔鏡はお腹の中(腹腔)を観察する内視鏡の事です。おへその近くに1cm程度の小さな穴を開け、そこから筒状の器具(外套管)を通しその管から内視鏡を挿入しながら手術をおこないます。
腹腔鏡手術のメリット
- おなかの傷が小さくて済むので、術後の痛みが少なく、早期退院・早期社会復帰しやすい
- 開腹手術に比べ、術後の痛みが少ない
- 全身状態の回復が早い
- 炎症反応が起こる程度が低い
- 術後の癒着の合併が少ないため、特に、将来妊娠希望の女性にとって有効
当院での腹腔鏡手術適応疾患
- 子宮筋腫
- 卵巣腫瘍
- 子宮内膜症
- 子宮外妊娠