医療法人豊徳会 丸田病院

子宮脱

丸田病院は子宮脱の診療に力を入れている、都城では数少ない産婦人科です。
2011年からその治療・手術を行い現在までに200例超えの症例を経験してきました。(その経験をもとに、日本女性医学会でも発表を重ねてきました。)
羞恥心から病院に行くのをためらい、違和感や不快感を覚えながら過ごされている方もいらっしゃることと思います。
ですが、治療を終えた患者様はみなさん顔に笑みを浮かべて帰っていかれます。私たちは患者様の笑顔を大切にしたいと考えております。

子宮脱とは?

子宮が本来の位置よりも下がり、子宮の一部または全部が膣の外に出てしまった状態をいいます。

子宮と共に子宮周囲の膀胱、直腸、尿道、小腸などの臓器も一緒に下がってしまうことがあります。
これら骨盤内の臓器が本来の位置より下がってくる状態を総称して骨盤臓器脱もしくは性器脱と呼びます。

原因

加齢により支持構造自体が緩むことで、骨盤内の臓器を支えきれなくなったり、分娩時に児が骨盤内を通過するときに骨盤底が損傷され、性器脱の原因になると考えられています。

分娩後すぐに脱になることはなく、閉経を迎えるころから多くなり60歳代がピークです。長時間の立ち仕事、重いものを持ち上げる仕事、肥満や便秘など骨盤への負担が強い状態も要因のひとつだといわれています。

症状

程度の軽い子宮下垂くらいの状態では無症状なので婦人科検診などで指摘されてはじめて気づくことが多いです。
ひどくなるとお腹に力を入れたときに何かが出てくる感じがしますが、力が抜けると感じなくなります。
歩行時、重いものを持った時、入浴時やしゃがんでいるときなどに気が付きます。
さらに症状が進むと、ピンポン玉くらいの丸くて硬いものが外陰部に触れるようになります。これは子宮が膣に顔を出している状態です。
このように脱出するようになって初めて気づくことが多いです。
外陰から脱出した部分が常時下着などに接触しこすれると、赤くなったり、おりものが増えたり、出血したり、化膿したりしますが程度により症状はさまざまです。排尿障害や排便障害の原因にもなります。

治療

自覚症状があって初めて治療を行うことが多いです。

予防方法

骨盤底筋体操、歩くことをはじめとする適度な運動など。